作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | ブラジル北東域における2005年歴史的渇水の植生動態-陸面結合データ同化によるモニタリング |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 水工学講演会 |
誌名 | 水工学論文集 |
巻・号・回 | 第63回 |
発表年月日 | 2018/11/25 ~ 2018/11/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM | 筒井浩行 |
気象研究所 | 澤田洋平 |
ICHARM | 小池俊雄 |
抄録 |
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ブラジル北東域は,渇水による影響を受け易い地域の一つであり,気候学的には,渇水に代表される経年的に極端な気候変動に対して脆弱であり,21世紀後半の降水量不足と乾燥化による大きな影響を受ける地域と言われている.本研究では,植生動態-陸面結合データ同化システム(CLVDAS)によるシミュレーションを用いたブラジル北東域の渇水評価の可能性について検討した.その結果, 5年間(2003-2007年)の年々変動の中からブラジル北東域の歴史的渇水年(2005年)における農業学的渇水[主要な穀物(さとうきび・キャッサバ・コーン)生産高の減少と生態水文循環プロセスの出力であるLAI(CLVDAS)との整合]を確認することができた. |