作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 空気量、振動締固め時間および細骨材の品質がスケーリング抵抗性与える影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート工学年次大会 |
誌名 | コンクリート工学年次論文集 |
巻・号・回 | Vol.40, No. |
発表年月日 | 2018/07/04 ~ 2018/07/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 片平博 |
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 古賀裕久 |
抄録 |
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寒冷地の沿岸地域や凍結防止剤散布地域では,凍害によるコンクリート構造物のスケーリング劣化が問題となっている。そこで,練上りの空気量,振動締固め時間,細骨材の品質を実験要因として,塩水を用いたスケーリング抵抗性の試験を実施した。この結果,空気量が多い配合ほどスケーリング量は小さくなる傾向を示し,特に微細な気泡の量と良い対応を示すこと,微細な気泡は振動締固めや凝結,硬化の過程で抜けにくいこと等が確認された。さらに,塩水が作用する場合には,細骨材の品質もスケーリング量に大きな影響を与えることが分かった。 |