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発表 高温負荷が連続繊維シートはく落防止工の押抜き耐力に及ぼす影響

作成年度 2018 年度
論文名 高温負荷が連続繊維シートはく落防止工の押抜き耐力に及ぼす影響
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第7回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム
誌名 第7回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム
巻・号・回
発表年月日 2018/11/08 ~ 2018/11/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ櫻庭浩樹
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ古賀裕久
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ西崎到
抄録
連続繊維シートはく落防止工が,車両事故等による火災を受けた場合,外観が変化し,はく落防止工の重要な物性である押抜き耐力が低下することが考えられる.しかし,高温負荷が外観や押抜き耐力に与える影響は十分に明らかになっていない.そこで,連続繊維シートを接着したコンクリート試験体を,100℃~300℃の条件で60分間加熱し,常温に冷却後の外観,色差および押抜き耐力を調べた.色差については,300℃で加熱後には明確な変化があることを確認した.押抜き耐力については,200℃で加熱後には十分な耐力を保持したが,300℃では耐力をほとんど保持できないことが確認された.さらに,加熱後の押抜き耐力と色差の関係を検討し,外観から押抜き耐力の低下を確認できる可能性を示した.
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