作成年度 | 2018 年度 |
---|---|
論文名 | PC部材の曲げ上げ部を模擬したCFRTP緊張材の引張試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第7回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム |
誌名 | 第7回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2018/11/08 ~ 2018/11/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 櫻庭浩樹 |
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 川島陽子 |
国立研究開発法人土木研究所 材料資源研究グループ | 西崎到 |
抄録 |
---|
生産サイクルの短縮や加工性の向上が期待できる熱可塑性樹脂を用いたCFRP(CFRTP)緊張材を対象として,PC構造物の曲げ上げ部を模擬した引張試験を実施した.CFRTP緊張材には,直径9mmの7本より線を用いた.実験パラメータは,曲げ上げ部の角度(2,4,8,16°)および偏向具の曲げ半径(90,180,360,540mm)とした.曲げ半径を180mmとし,角度を変化させて引張載荷した結果,直線での載荷と比較して,平均で約10%程度,最大で約14%引張耐力が低下すること,角度を大きくしてもその傾向は同様であることがわかった.次に,偏向具の曲げ半径を大きくした場合,引張耐力の低下度合いが小さくなる傾向があること,曲げ半径を90mmとした場合には引張耐力が大きく低下する恐れがあることが確認された. |