作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 覆工型枠の長期残置に伴う覆工コンクリートの力学挙動に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成30年度全国大会第73回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会年次学術講演会講演集 |
巻・号・回 | 第73回 |
発表年月日 | 2018/08/29 ~ 2018/08/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 吉岡知哉 |
トンネルチーム | 砂金伸治 |
トンネルチーム | 森本智 |
トンネルチーム | 日下敦 |
抄録 |
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近年,覆工の高品質化を目的として様々な養生方法等が各現場で実施されている.しかし,各方法の品質に与える効果に関する知見は限られており,その効果を客観的に評価する手法は確立されていないと考えられる.一般的な型枠の脱型は,打設したコンクリートが自重等に耐え得る強度(圧縮強度2~3N/mm2 程度)に達した後に行われており,打設後12~20 時間で脱型されている事例が多い1).覆工品質の更なる向上を図るには,型枠設置期間を長期間とし,従来以上の養生期間を確保することが効果的となる可能性がある.本研究では,型枠設置期間(脱型時期)の違いによる覆工コンクリートの力学的挙動の把握を目的に,型枠の脱型時期を一般的な18 時間(Case1)とマスコンクリートにおける標準的な養生期間となる1 週間程度を目安とした160 時間(Case2)の2 種類の脱型時期を設けた試験施工を行った.覆工の内部にひずみ計等の計測機器を設置し,打設完了直後からの長期的な挙動や脱型時および若材齢時の挙動について,計測した結果を報告する. |