作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 既往の水辺空間整備事業における整備方針の導出パターン分析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第57回土木計画学研究発表会(春大会) |
誌名 | 第57回土木計画学研究発表会(春大会) |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2018/06/09 ~ 2018/06/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川生態チーム | 鶴田舞 |
熊本大学 | 星野裕司 |
水環境研究グループ | 萱場祐一 |
抄録 |
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河川の水辺空間整備計画の整備方針の策定手法の確立に資するため,既往の水辺空間整備事例(ふるさとの川整備事業)を対象に調査を行った.計画内容に関する資料から整備方針に係る情報を抽出し,形態素解析を用いて記載内容の傾向を分析した.整備の方向性を示す語と結びついている川と地域の特性に着目し,分類・集計した結果,整備方針に多く反映されていたカテゴリは“都市施設”,“人と川との接し方”,“治水”の他,自然・風景に関するもの(生態系,動植物,河川景観),歴史に関するもの(地域における川の役割,地域の歴史風俗)であった.水利用,水質,地形・地質等の川の特性に着目した整備方針は比較的少なかった.また,整備の方向性は,“新たに形成,現存する課題の改善”,“現存するものの保全または活用”に二分された. |