作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 存在形態を考慮したニッケルの下水処理過程における挙動の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第55回下水道研究発表会 |
誌名 | 下水道研究発表会講演集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2018/07/24 ~ 2018/07/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水質チーム | 鈴木裕識 |
水質チーム | 村田里美 |
水質チーム | 小森行也 |
水質チーム | 小川文章 |
抄録 |
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ニッケル(Ni)は水生生物に対する影響が懸念されており、環境省では水質目標値の検討がなされている。Niはステンレス合金やメッキ等に用いられることから、産業排水等に含まれるNiが下水処理場に流入することが考えられる。また、重金属はその存在形態により生物に及ぼす影響が異なることが報告され始めている1)。下水処理場のNiの形態別分析については事例があるが2)、物質収支を含めて検討した報告はみられない。本研究では、物質収支の追跡が可能な活性汚泥処理実験装置を用いてNiを添加した活性汚泥処理実験を行い、Niを総量、溶存態、イオンとして存在するLabile態の形態別に分析して、処理過程中の挙動の把握を試みた。 |