作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 谷積み及び布積みのブロック積擁壁躯体の曲げ破壊特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第61回地盤工学シンポジウム |
誌名 | 第61回地盤工学シンポジウム |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2018/12/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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施工技術チーム | 澤松俊寿 |
施工技術チーム | 新田武彦 |
施工技術チーム | 宮武裕昭 |
抄録 |
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大型ブロック積擁壁のブロック間接合部の構造に応じた一体性の評価手法を確立していく上での足掛かりとして、控長35cmの間知ブロックを用いたブロック積擁壁供試体の載荷試験を実施した。実際のブロック積擁壁躯体の変状形態に基づいて、ブロックの積み方(谷積み、布積み)及び曲げモーメントの方向を実験変数とした。試験の結果、最大曲げモーメントはブロックの積み方及び曲げモーメントの方向によって異なり、布積みは谷積みよりも約2~4割小さかった。破壊面の状況と供試体側面の曲げひずみの分布によると、最大曲げモーメントの差はブロックの目地の配置及びブロックの控え部分と胴込めコンクリートの界面の方向の違いによりもたらされるようであった。これらの結果に基づいて、大型ブロックを開発し、又は選定する上での留意点を整理した。 |