作成年度 | 2018 年度 |
---|---|
論文名 | 破堤箇所で採取した二ツ森川堤防土の力学特性の評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成30年度土木学会全国大会 |
誌名 | 第73回土木学会年次学術講演会講演概要集 |
巻・号・回 | 第73回 |
発表年月日 | 2018/08/29 ~ 2018/08/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
名城大学大学院 | 中山雄人 |
名城大学大学院 | 小高猛司 |
建設技術研究所 | 李圭太 |
土質・振動チーム | 石原雅規 |
中部土質試験協同組合 | 久保裕一 |
抄録 |
---|
平成28年の台風10号によって青森県の高瀬川水系の二ツ森川堤防が越流せずに浸透によって破堤した。東らの開削調査ならびに浸透流解析などの一連の調査の結果、堤体下部の浅層に透水性の高い細砂層及び礫混り粗砂層が分布していたことにより,上下流と比べて堤防断面が小さい被災箇所では,法尻付近に集中した高い動水勾配によって安全性が低下し,破堤被害に大きく影響したとしている。最終的に破堤に至るかどうかは堤体材料に大きく依存することは模型実験からも明らかである。本研究では,開削調査時に採取した不撹乱堤体土試料を用いて三軸試験を実施し,二ツ森川堤防の被災原因を検討する。 |