作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 浅部地盤モニタリングのための水平成分の振動記録による表面波探査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本地球惑星科学連合2018年大会 |
誌名 | 日本地球惑星科学連合2018年大会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2018/05/20 ~ 2018/05/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 地質・地盤研究グループ | 尾西 恭亮 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ(現 応用地質) | 木佐貫 寛 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 小河原 敬徳 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
抄録 |
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浅部地盤構造の探査に表面波探査手法が頻繁に用いられている。表面波探査では主にレイリー波の伝播を観測し,解析に用いている。近年光ファイバーを用いた分布型音響センシング(distributed acoustic sensing:DAS)技術の開発が進んでいる。DASは低価格な光ファイバーをセンサーとして長区間の記録が取得できるため,特にモニタリング用途に将来性が期待されている。このDAS技術を用いて浅部地盤探査を行う際に,表面波の記録が観測および解析できることが重要となる。DASは伸縮方向の記録感度が高いとされており,これまで主に行われてきた,鉛直成分の振動の観測とは異なる観測条件となることが想定される。そこで,探査測線方向の水平振動の記録を用いた表面波探査の評価結果を示す。探査には10Hzの3成分受振器を用いた。鉛直成分の振動に比べて振幅は低いが,測線方向の水平成分の振動でも同等な分散曲線を取得できることが確認できた。DASを用いることにより表面波探査が行えると考えられる。光ファイバーの設置深度に関する議論や,鉛直成分と水平成分の振動の相違に関する議論を合わせて行う。 |