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発表 水域における浅部物理探査(その2): ハイブリッド表面波探査の予察的調査

作成年度 2018 年度
論文名 水域における浅部物理探査(その2): ハイブリッド表面波探査の予察的調査
論文名(和訳)
論文副題
発表会 物理探査学会第139回(平成30年度秋季)学術講演会
誌名 物理探査学会学術講演会講演論文集
巻・号・回
発表年月日 2018/10/22 ~ 2018/10/24
所属研究室/機関名 著者名(英名)
TK海陸北 高穂
土木研究所 地質・地盤研究グループ稲崎 富士
土木研究所 地質・地盤研究グループ小林 貴幸
土木研究所 地質・地盤研究グループ小河原 敬徳
抄録
筆者ら2014年以来、多チャンネル表面波探査(MASW)とリニアアレイ微動探査(LAMS)を組み合わせたハイブリッド表面波探査法を開発している。この手法は河川堤防の堤体およびその基礎地盤のS波速度構造を可視化し、土構造物の安全性評価に役立てられている。しかしながら、河川や湖沼、海浜に隣接する土構造物の調査では、水域でも調査が求められることがあった。そこで、筆者らはOcean Bottom Cables (OBC)とOcean Bottom Recorders (OBR)を使用して、河川水路でハイブリッド表面波探査を実施し、その水域での適用性を調べた。調査の結果、MASWもLAMSも水底において実施可能であり、水域においてもハイブリッド表面波探査が適用できることを確認した。筆者らはこの調査法を水底表面波探査(UWHSW)と名付けた。
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