作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | 天然アスファルト「AsButon」を用いたグースアスファルト混合物の施工性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会 全国大会 第73回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会 全国大会 第73回年次学術講演会論文集 |
巻・号・回 | 第73回 |
発表年月日 | 2018/08/29 ~ 2018/08/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大成ロテック(株) | 平川一成 |
大成ロテック(株) | 湯川誠二郎 |
(国研)土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム | 寺田剛 |
(国研)土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム | 川上篤史 |
抄録 |
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近年,わが国では石油アスファルトの価格の上昇や生産量の減少が懸念されているがインドネシア国ブトン島周辺で産出する「AsButon」は,埋蔵量が膨大であり露天掘りで直接採掘できること,わが国からの距離が比較的に近いことなどから,わが国で安価に利用することが期待されている1).筆者らはこれまで、AsButonをトリニダッドレイクアスファルト(以下,TLA)の代替品として利用することを想定し,アスファルト材料としての性状やグースアスファルト混合物に適用した際の混合物性状を室内試験を通じて検討してきた。2)3) その結果、AsButonはTLAの代替品として活用できる可能性があることを確認している。これを受け室内検討で目標値を満足した配合について、実機プラントでの試験練りおよび試験施工を行い、その施工性を確認した。本報では,実施した試験施工の概要並びに、得られた結果について報告する。尚、本報告は(国研)土木研究所との共同研究「未利用アスファルト材料を用いた床版舗装の適用性に関する共同研究」の成果の一部である。 |