作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | コラム形水中ポンプにおけるAI技術を活用した劣化部位推定に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | 令和3年度 |
発表年月日 | 2022/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地機械技術チーム | 片野浩司、牧野正敏、 中島淳一、永長哲也、 平地一典、小林勇一 |
抄録 |
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救急排水機場で使用されるコラム形水中ポンプは、非常時に確実に稼働させるため、異常や故障の兆候を的確に把握し、適切な整備や更新を行う必要がある。しかし、具体的な劣化部位を推定する状態監視技術は確立されていない。そのため、異常の状態から劣化部位を推定することができれば、故障を未然に防ぐとともに、効率的な点検整備の提案が可能になると考えられる。そこで、コラム形水中ポンプの劣化部位の推定に向けた検討として、AI 技術を活用した劣化部位推定技術の検討、及び実物大試験装置による実証実験を実施した。その結果、羽根車の異常に伴う電流情報及び振動解析データの変動傾向を基に、「教師あり学習」による異常状態の判別が可能であることがわかり、教師あり学習を活用した劣化部位推定手法についてとりまとめた。 |