作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 河川堤防の耐浸食機能向上技術の研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所資料 |
巻・号・回 | 第4225号 |
発表年月日 | 2012/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水理チーム、土質・振動チーム | 箱石憲昭、坂野章、佐々木哲也、齋藤由紀子、増山博之 |
抄録 |
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我が国は、水害に脆弱な国土条件下にあり、これまでに河川堤防の着実な整備により治水安全度を向上させてきたが、近年においても、洪水による被害が頻発している。さらに、近年の我が国の社会情勢からは今後の厳しい投資余力が予測され、中長期的な将来の気候変化からは洪水外力の増大化が予測されている。こうした背景を踏まえると、将来に向けて、洪水が河川堤防を越流してもすぐには決壊しないよう、堤防の裏のり面の侵食を抑制することを目指した研究が必要と考えられる。そこで、本研究では、水理模型実験等により、河川堤防の川裏のり面保護工としての吸出し防止シートや短繊維混合補強土の耐侵食機能を調べた。本資料は、それらの内容についてとりまとめたものである。 |