作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 大気電場による吹雪発生有無の判別技術に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第527号 |
発表年月日 | 2021/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地土木研究所 寒地道路研究グループ 雪氷チーム | 大宮哲 |
抄録 |
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吹雪発生状況の判断は目視によるものが大半であるが、目視は人的・時間的労力を必要とするだけでなく、個人の主観に左右される。加え、夜間のカメラ画像は目視判断自体が難しい。そこで、自動連続的かつ客観的な方法で降雪および吹雪の発生有無を把握するための新技術の開発が期待される。本共同研究では、吹雪時の大気電場の変動特性を解明することによって、降雪や吹雪の発生有無を判別できるか否か、その可能性を明らかにすることを目的とし、野外観測を行った。結果、降雪や吹雪、地吹雪が発生するタイミングと大気電場が変動するタイミングがほぼ一致することが示され、吹雪の発生有無を判定する際の新たな検知センサーとしての大気電場計の可能性を示すことができた。 |