作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 建設発生土等の長期的な品質管理向上技術に関する共同研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第521号 |
発表年月日 | 2021/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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施工技術チーム、先端技術チーム | 宮武裕昭、宮下千花、橋本毅、その他 |
抄録 |
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本研究では、施工性に劣る、又は力学特性が要求される性能を満足しない低品質な建設発生土を対象に、石灰又はセメントを混合した改良土等の長期的な強度の変化のメカニズムの解明と、改良土等の長期的な安定性向上に向けた施工技術、品質管理手法の提案を目的とした実験を行った。その結果、道路盛土に利用される改良土の長期的な強度の変化は、十分に配慮された設計、施工の下では比較的緩慢であること、飽和度の変化及びカルシウム等の溶脱が改良土の強度に影響を与えることが分かった。また、改良土による道路盛土の長期的な安定性を確保する上で重要なのは、改良土を十分に締め固めることと、品質管理において締固めによる密度及び飽和度の増加を適切な方法で計測、評価することであることが示唆された。 |