作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | 地表からの効率的な集水井内点検手法共同研究報告書 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第508号 |
発表年月日 | 2019/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪崩・地すべり研究センター | 秋山一弥、石田孝司、金澤瑛、野坂隆幸、石川泰裕、丸山清輝 |
抄録 |
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本報告書は、土木研究所雪崩・地すべり研究センターと民間企業5 社が、平成29 年度から平成30 年度に実施した「地表からの効率的な集水井内点検手法に関する共同研究」の成果である。地下水排除施設である集水井では、井筒の破損、変形、腐食、湛水や、集水管・排水管の閉塞、天蓋やタラップの変形、破損、腐食など経年に伴う異常が確認されており、地すべり対策施設の長寿命化計画策定のための施設点検が全国で実施されている。集水井内部の点検では、有毒ガスや酸欠、タラップの腐食・劣化による落下事故の危険が伴うことから、遠隔(地表)からの安全かつ効率的な集水井の点検を可能とする機器の開発が土木研究所や民間企業で進められている。しかしながら、開発した点検機器の適用性については開発した各社で独自に検討が進められているため、点検機器としての一律の評価をすることは難しく全国的な普及も進んではいない。本共同研究では、安全かつ効率的に集水井の点検を行うための点検機器の活用・高度化に向け、各社の開発した機器の特徴をまとめるとともに、今後の集水井点検における機器適用の考え方を示した。 |