作成年度 | 2011 年度 |
---|---|
論文名 | 杭基礎の大変形挙動後における支持力特性に関する共同研究報告書 (杭頭結合部に関する研究) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第433号 |
発表年月日 | 2012/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
構造物メンテナンス研究センター | 中谷昌一、七澤利明、白戸真大、野々村佳哲、河野哲也、中村祐二、豊島孝之 |
抄録 |
---|
次期道路橋示方書の改訂にあたり,コスト縮減効果が期待できる検討項目の一つとして,土留め・掘削数量の低減につながるフーチング寸法の縮小や杭とフーチングの縁端距離縮小化による構造の合理化がある。しかしながら,これまで軸力,曲げモーメント,水平力が同時に変動する条件下における縁端部の挙動については知見がなく,どの程度の合理化が可能かについては明らかでなかった。そこで,本研究では,基礎的な知見を得るため,場所打ち杭と鋼管杭による単杭および組杭の正負交番載荷実験を行った。杭頭結合部には,杭の軸方向鉄筋に従来鉄筋 (SD345) の他,高強度鉄筋 (SD490) や鉄筋端部に機械式定着を用いたケースでも実験を行い,杭頭結合部の最終的な破壊モードを確認し,杭頭結合部の設計法および構造細目を提案した。 |