作成年度 | 2011 年度 |
---|---|
論文名 | 厳冬期の泥炭性軟弱盤で施工された改良地盤の品質確保・品質管理方法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第424号 |
発表年月日 | 2011/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地基礎技術研究グループ 寒地地盤チーム | 西本聡、林宏親、橋本聖、梶取真一 |
抄録 |
---|
厳冬期の北海道においてトレンチャー式撹拌工法による地盤改良を実施した際に、現場強度が設計基準を下回ることが顕在化した。また、品質管理方法が複数存在していることや、実務上、簡易な品質管理方法が用いられていることから、その適用性を正しく評価する必要がある。そこで、厳冬期における改良地盤の低温対策方法(覆土、ヒートソイル工法)の効果を把握するために、北海道内の2箇所で試験施工を実施した。その結果、覆土対策および新技術による対策効果を明らかにするとともに、簡易な寝室管理方法の適用における課題点を整理した。さらに、二次元熱伝導解析により改良地盤の温度分布の再現を行い、凍結指数に応じた凍結深さの推定方法の適用性および課題を明らかにした。 |