作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 寒地河川をフィールドとする環境と共存する流域、河川設計技術の開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所報告 |
巻・号・回 | 第220号 |
発表年月日 | 2013/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地土木研究所 寒地水圏研究グループ、寒地農業基盤研究グループ、技術開発調整監付 | - |
抄録 |
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積雪寒冷地である北海道においては、年間降水量の約半分を降雪が占めており、融雪時の流出機構や結氷現象が河川環境に与える影響は大きい。本研究では、積雪寒冷地の河川における国民の安全と流域の土地利用を踏まえた良好な河川環境を創出するために次に示すような研究を行った。(1)治水安全度を向上させつつ、河川環境の再生を試みる技術の開発を行った。(2)魚類の生活史を通した生息環境における物理環境を定量的に評価する技術開発を行った。(3)河川下流域の生態系を支配する塩水遡上の結氷時における挙動を解明した。(4)大規模農地を中心とする流域から流出する環境負荷の抑制技術を検討した。(5)河道の形成機構の解明と、出水時に橋梁部等で発生する流木の堆積による河道閉塞を検討した。 |